コラム

DMによる手法別顧客体験向上事例
DMライブラリレポート-顧客体験向上編

  • 通信教育DM/窓あき封筒DM/他社会員リスト活用/サンプル同梱DM/資料請求者へのフォローDM

DMライブラリで収集されたDMから特徴的なものをピックアップし、コラム形式でテーマに沿ってまとめてご紹介。

※本記事は2016~2019年に弊社LABOLIS Webで公開されていた記事を再編集したものです。
 記事の内容は掲載時における情報となりますことをご了承ください。



顧客体験向上編

・あらゆるDM手法をフル活用した 新中学生向け通信教育DM
・チラリとのぞく中身が気になる! 窓開き封筒DM活用事例
・見たことある会社だからとりあえず開封… 他社会員リストを利用した新規開拓DM
・思わず開封したくなる サンプル同梱DM
・資料請求者へのフォローDM、 自分事化から不安解消までのストーリー


概要

あらゆるDM手法をフル活用した 新中学生向け通信教育DM

通信教育業界は、業態の特性上、DMのクオリティーが著しく発達した業界といえる。彼らは顔の見えない中でいかに関係性を作り出し、長期間にわたって子供の教育をサポートするか、という命題に長年答え続けている。独自の進化を遂げたDMは、日本郵便が主催する全日本DM大賞でも毎年のように入賞し、高く評価されてきた。
あるDMライブラリの生活者モニターにも一通の通信教育DMが届いた。内容は現在小学6年生のお子さまを対象として、高校受験を見据えた中学講座をおすすめするものだ。この一通には業界の長年のノウハウが駆使され、まるでフルコースのように凝縮されている。一つずつ要素をひもとき、一緒にじっくり味わっていきたい。

チラリとのぞく中身が気になる! 窓開き封筒DM活用事例

半数弱のDMは開封されていないのが厳しい現実である。知っているお店や会社からなら一応開けてみるが、知らない企業であれば即ゴミ箱行きということもあるだろう。これをどうにか避けるために、まずは「いかに開封してもらえるか?」に工夫を凝らす必要がある。
その一つとして封書タイプのDMでは窓開き封筒という手法がある。窓開き封筒の「窓」の役割の多くは中身に印字された宛先を表示することにある。だが、そこから一歩進んで同封物の一部を見せ視覚で中身への興味をそそる仕掛けとして活用することができる。「一応中身を確認しておこうか…」思わずそんな気にさせる窓開き封筒DM事例を三つ、弊社DMライブラリの中から紹介しよう。

見たことある会社だからとりあえず開封… 他社会員リストを利用した新規開拓DM

企業の新規開拓において注目されている手法の1つとして、他社会員リストを利用した新規開拓DM(以下アライアンスDMとする)がある。共通ポイントカードなどの会員に対して年齢・性別・購買履歴などの情報から自社のサービスにフィットしそうなターゲットを絞り、アプローチする手法である。受け手としては突然知らない企業から物やサービスを勧められると身構えてしまうが、知っている企業からのDMであればまずは開封して中身を見るだろう。
DMライブラリに届いたアライアンスDMの事例をいくつかご紹介する。

思わず開封したくなる サンプル同梱DM

手に取った瞬間に膨らみや厚みを感じることで「おや、何か入っている?」と触覚に違和感を与えるDM。封筒の中身に何らかのサンプルを入れる手法は、開封促進として以前から多用されている。弊社で以前行った調査でも、DMにサンプルが入っていることが開封意欲につながることが分かっている。

資料請求者へのフォローDM、 自分事化から不安解消までのストーリー

通信教育業界は顧客と講師が実際に対面することなくダイレクトメール(DM)を通して信頼を得るというビジネス特性から、長期間にわたって一対一の関係性を築くことに非常にたけており、これまでたくさんの優秀なDMを世に送り出している。
そこで今回は、ある資格講座に関する1通のDMをじっくりと掘り下げ、どのようにして関係性を築いているのかに注目してみたい。今回取り上げるのは女性に人気のある資格講座で、資料請求後まだ本申し込みに至っていないターゲットに向けて送付されたDMである。

続きは下記ホワイトペーパーにてご覧ください。

2019.04.01

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