DXの推進(さらなる業務自動化の実現にむけて)

  • 業務効率を高めるためのRPAの導入は有効な手段のひとつですが、さらに業務の自動化範囲を広げ効率最大化を実現するために、トッパンフォームズでは「ソリューションの組み合わせ」によるDXの推進を提案します。その組み合わせに特に効果を発揮するソリューションが「AI-OCR」と「ルールエンジン」です。
    今回は「ルールエンジン」を中心にご紹介いたします。

1. ルールエンジンとは

ルールエンジンとは、業務のさまざまな判断を自動化する仕組みです。通常、各システム内に組み込まれているビジネスロジック(判断基準)を外出しし、再利用性とメンテナンス性を高めることを目的としています。

ルールエンジンに求められる3つの特性

  • メンテンス性

    ユーザー部門でも
    ルールの変更が可能

  • 可読性

    どのようなルールが適用されているか容易に確認が可能

  • 汎用性

    さまざまな利用用途で適用可能

2. NaU Rulebookの紹介

「NaU Rulebook」は株式会社なうデータ研究所のルールエンジンです。
国内最大の実績をもつ「NaU DSP」のコンセプトを継承しつつ特定の目的に特化させることで、エクセルベースでのルール定義を可能とした製品です。

  • 株式会社なうデータ研究所

    国立大学法人九州工業大学で研究されていた人間調和型の人工知能研究(AI)の成果を産学連携で商用化するために、1996年に設立された法人です。

業務判断自動化のための4つの機能

  • パラメーターの値が基準を満たしているかどうか判断した結果を返却します。

    適用業務:データチェック

    【例】マスターチェック
    企業:半導体部品メーカー
    内容:製造装置のマスター登録、内容の検証

    【例】申請書チェック
    企業:私立大学
    内容:AI-OCRと連携して雇用申請書の記載内容チェック

  • 複数のパラメーターの値を規則に基づき総合的に判断して判定結果(分類)を返却します。

    適用業務:審査や分類

    【例】加入審査
    企業:カード会社・信販会社
    内容:カードの発行基準の自動判定やコンプライアンス判定

    【例】入居審査
    企業:不動産業
    内容:電子入居申請システムと連携して入居審査基準の自動判定

  • 規則に基づきユーザーへの質問とユーザーからの回答の判断を繰り返して対話的にユーザーを案内します。
    ※2021年内リリース予定

    適用業務:手続きなどの案内

    【例】相続手続き必要書類案内
    企業:金融機関
    内容:相続手続きに必要な書類の提示

    【例】保険契約の変更手続き案内
    企業:保険会社
    内容:保険契約内容の変更に必要な書類・記載箇所を提示

  • パラメーターの値を規則に基づき変換した結果を返却します。
    ※2021年内リリース予定

    適用業務:データ変換

    【例】インセンティブ計算
    企業:通信会社
    内容:販売代理店に支払うインセンティブの計算

    【例】OCR読み取りデータ変換
    企業:BPO事業者
    内容:OCRで読み取ったデータの内容確認・データ形式の変換

NaU Rulebookの特長

  • Webブラウザで利用

    Webブラウザーがあればシステムを
    どこでも利用できます。

  • エクセルでルール管理

    エクセルを使って業務ルールを
    作成でき、ITの専門知識がなくても
    運用が可能です。

  • PC1台から簡単導入

    PC1台からご利用いただけます
    ので、少ない初期投資で導入が
    可能です。

3. 活用事例

A 金融機関「年金商品給付申請精査業務」

  • 400項目以上の精査を自動化

    ■ 1申し込みに対して合計4名体制で行っていた精査を自動化。
    ■ エクセルベース、日本語でルール定義が可能なルールエンジンを採用することで、システム導入時の認識齟齬を防止。

B 大学「臨時雇用者申請業務」

  • 年5,500時間削減

    ■ 多数の入力項目が存在する臨時雇用申請書の事務手続きに活用。
    ■ ルールエンジンを使用して精査の自動化を実現。
    ■ RPA、AI-OCRとの組み合わせにより、低コストで業務自動化を実現。

C アウトソーサー「法令判定業務」

  • 属人的運用からの脱却

    ■ 一部オペレータのノウハウのみで運用していた複雑な法令運用の判断をルールエンジンに適用。
    ■ 対話型のやり取りで条件を入力するのみで、次のアクションの判断。

4. 証券業務における想定活用法

ルールエンジンはさまざまな業界で導入が進んでいますが証券業界の事務においても活用が可能です。
特に条件によって書類が違ってくる申請方法の判断やさまざまな問い合わせが入るコールセンターや支店などでの投資家さまとの対応業務に効果を発揮します。

業務想定活用方法利用機能
口座開設・諸変更届など各種手続き業務①提出申込書類の正誤チェック、添付書類漏れチェック、記入内容のチェック
②口座開設可否審査
①チェック
②判定(分類)
各種問い合わせ③コールセンター、支店での難しい経験の必要な各種問い合わせ対応
NISAロールオーバー、iDeCoなど制度説明
手数料や利用コースの詳細な説明
③案内
入力業務④バックオフィス部門でOCR読み取り後や書類内容入力後のデータの内容確認、データ形式の変換④変換

トッパンフォームズ「BPM」への取り組み

BPMの最適化実現に向けて、デジタルソリューションだけでなく、顧客接点となる帳票を中心とした情報媒体の見直しや、オンサイト/BPOによる人材リソース支援までワンストップの支援を行っています。証券業界のさまざまな課題を具体的で導入効果の高いソリューションやサービスの提供を通して解決してまいります。

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