事例紹介

マスクケース同封の特別感のあるDMの活用で
顧客のエンゲージメント率を向上

  • 販売促進
  • トッパン・フォームズ株式会社(現 TOPPANエッジ株式会社)

顧客への対面接点が減少する中、DMを活用してエンゲージメントとマーケティング効果を向上!
第35回全日本DM大賞 銅賞受賞!


  • 【課題】
  • ・対面営業機会の減少に伴い、対面営業機会の減少を補う新たな信頼構築手段を模索していた
  • ・メールマーケティングを実施したが回数を追うごとにクリック率の低下がみられ、メールだけの施策に限界を感じていた

課題を解決したソリューション

施策概要

コロナ禍で顧客への対面営業機会が減少したため、メールマーケティングを開始したが、メールの回数を重ねるごとにクリック率が低下するなど、対面営業機会の減少を補う、新たな信頼構築手段を模索する必要があった。

そこで、弊社に対するエンゲージメント向上と、副次効果としてメールマーケティング成果向上を期待して、DM施策を検討。
「コロナに対して共に闘う」「日頃の感謝の気持ちを伝える」「会えない顧客に営業担当者を思い出してもらう」という顧客を気遣う姿勢や、顧客への感謝の気持ち、楽しんでもらいたいといった前向きなメッセージと、1対1の特別感を演出するDMを作成した。

コンセプトは「日頃の感謝を形にしつつ、顧客に寄り添う」DM

DM自体をギフトとして位置づけ、弊社オリジナルのマスクケースを同封。
さまざまなギミックで、コロナ禍の中でも顧客に喜んでもらいたい弊社の気持ちを表現した。

特別感を演出するギミック



・営業担当者10名の似顔絵アバターを作成。それぞれの顧客向けのDM表面に「Thanks」の文字とともに掲載

・手紙本体のベロを引き出すと営業の顔からマスクが外れる。「マスクなしでお会いできる日を願う」営業担当者のメッセージが現れる

・QRコードを読み込むと、営業アバターによるマスクケースの説明動画が流れる。最後まで視聴すると、デジタルギフトでコーヒーチケットをプレゼント

結果

DM単体のレスポンス率は13.3%、ROIは137.1%。
DM送付後に実施したメール配信(感染症対策商品の案内)によって、エンゲージメント向上が見られ、メール配信初期の7.6倍の売り上げを実現した。
また、「対面で構築した顧客との取引関係」「定期的なメールでの情報提供」「リアルDMでの顧客エンゲージメント醸成」「窓口開拓」のサイクルがうまく動き、DMがマーケティング施策効果を底上げした。

第35回全日本DM大賞銅賞受賞

【解決ポイントと実感】
・信頼醸成の手段として、1対1の特別感を演出するDMを作成
・DMだけでなく動画やメール、対面営業など複数チャネルの相乗効果により施策全体の底上げとなった

2021.03.05